ボールの回転の見極め方
池田ピンポンクラブにはずっと以前からレッスンに 来て頂いてる方が
たくさんいらっしゃいます。
その中でのお一人!
年齢は70歳代女性の方とのレッスンです。
その方とは、もう10年以上のお付き合いになっています。
その方はバッグ がイボ高・フォアがテナジーです。
最近バックのイボ高を スポンジなしに変えられました。
この変えたことが結構良く
ボールが浮かなくなり、 軌道が低く、そして深いボールが
出るようになりました。
以前よりも回転が かかるようになったので
こちらの返球も
下回転上回転とはっきりしたボール変化が出るようになったので、
自分のボールに対して変化についていけないのでは?
と思いしばらくレッスン中、様子を見ていました。
でも心配をよそにラケット面を上手に変化させ
返球されてくるボールに合わせて
今までにないほど長いラリーができるようになっていました。
いったいこの方はどこ?
でボールを判断してるのだろう
ボールの判断を、どの時点てされているのかを探ってみました。
1. ボールのインパクトからの軌道をよく見てください
2.ボールに付いているマークよく見てください
3.私のラケットをよく見てください
と言って 3パターンで 確認してみました 。
確認作業をして分かったことは
相手のラケットの動きはほとんど気にしていない(意識していない)
飛んでくるボールの軌道も気にしていない
唯一気にしているのは
バウンドしてからボールが伸びるのか止まるのか
ここだけを見て判断されていたということです。
それを再び検証するために
私が カットとドライブを繰り返し返球してみました。
そうすると切れたボールはつっつきをしたり
上に引き上げたりとしっかりボールに合わせています。
私のラケットの動きを見ているのか?
と尋ねると「見ていない」
やはり、ボールのインパクトの瞬間でした。見ていたのは!
ダブルスのフォア前レシーブ の動きをチェック
短い切れたボールに対して
こねて返す動作での返球の為、ぼーるが浮いています。
でも回転に関してはすごく分かっている事が判明していたので
ミスは殆どありません。
手首をこねないでラケットを上に引き上げるだけで!
というアドバイスをしました。
するとストップが出来るようになり、
また苦手なつっつきが出来たりして すごく喜んでいただきました。
どの時点でボールの変化を見極めるのか?
どこにも正解はありません。
一人一人違ってて良いと思っています。
年齢、戦型、相手など色々な要素で変わります。
自分では意識していないのはすでに観れている場合もあり、
ぼゃつと見ている、判断している事も多いです。
しかし、
何か困ったら意識する部分を変えるのも方法ではないかと考えます。