大阪市東住吉区の整体&卓球教室代表の池田です。
「前鋸筋」をご存じですか
先日も書きましたが
あまり知られた名前ではないですね。
前鋸筋は、脇腹の肋骨と肩甲骨の裏をつなぐ筋肉です。
しかし、意識して動かすのが難しい筋肉でもあります。
前鋸筋が使われていないと、
どうなってしまうのでしょうか?
前鋸筋は、腕を体の前や横に出し、
また腕を上に挙げる筋肉です。
ここが固まっていると、
腕を前や上に動かそうとしたときに、
逆に引き戻されてしまいますね。
前鋸筋や広背筋が凝り固まっているときに、
無理に腕を上げようとすると、どうなるでしょうか?
肩の三角筋に大きな負担がかかり、
肩を痛めてしまいます。
凝り固まるとまではいかなくても、
前鋸筋を使えていない人は多いですね。
この場合、肩や腕の動きは?
前鋸筋を使わなくても、腕を前や横に出したり、
腕を上げることは可能です。
しかし、身体のコアである胴体の力ではなく、
肩や腕の力に頼ることになります。
従って、疲れやすく、また疲れによって
「力」も「正確さ」も失ってしまいがちです。
また、肩は精神の影響を強く受けます。
肩に頼る動きをしていると、プレッシャーがかかる場面で、
普段通りの力を発揮することが、とても難しくなります。
ここ一番の勝負強さというのは、メンタル面だけでなく、
身体の使い方も影響してきますよ。