こんにちは。
本日から始動致しました。
知的障害の女の子
数年前から来ていただいている女の子がいます。
現在30才。
彼女は知的障害と精神疾患を持っています。
いけだ筋整復所にはじめて来た時は軽い知的障害でした。
陸上を頑張ってやっていた明るい女の子。
薬の影響なのか動作が少々
で長居公演を一緒に走ったり、陸上用のシューズを買いに行く
お手伝いをしたりと深く関わってきました。
突然の入院
とても順調よく来ていたのですが
ある出来事がきっかけで心が苦しくなってしまい
1年以上入院することになりました。
昨年、ようやく精神的に落ち着いてきて退院は出来たのですが
まだ以前の状態には戻っていません。
女の子を通じて感じること
人の心は本当に脆いということです。
嫌な事
心配な事
そのこと自体が自分で受け止めれる許容範囲内であればいいのですが
それ以上の出来事となった時に人は心を閉ざしてしまうのだ
ということを実感しています。
また一つの出来事の捉え方
心配
恐怖
その出来事を感じた時
そこから逃げようとして
現在いてる自分の世界を逃避してしまうものなのだと。
多くの人々は この許容範囲が大きいため
何とか乗り切ってはいますが、
自分の心のコントロールができない障害を持っている人達にとって
それは大変なことです。
彼女が 調子の良い時は
仕事が終わってすぐこちらに来て卓球と整体を受けて帰ります。
調子が悪いと途端にこちらに来る時間が遅くなったり
来なくなったり不安定な状態が続きます。
どういう声かけをしてあげればいいのか
毎日毎日 その時 その時の 体の状態・表情・声のトーンによって
声をかける内容を変えています。
色々なことを引き出しながら
少しでも回復に役立てたいと思っています。